サイバー攻撃の高度化と量子コンピューティングの急速な進展により、現在のシステムを保護している暗号技術の基盤は、将来的に不可避の変革に直面すると考えられています。ポスト量子コンピュータは、RSAやECCといった広く利用されている公開鍵暗号を無力化するとされており、すでに「Harvest Now, Decrypt Later(今収集し、後で解読する)」と呼ばれる攻撃も現実のものとなっています。量子コンピュータが実用化されてからではなく、“今”対策を講じる必要があります。
このような状況において、Platform Root of Trust(PRoT)の実装は、組み込み機器におけるデバイスの完全性と長期的なセキュリティを確保するための重要な基盤となります。しかしながら、これらの高度なセキュリティアーキテクチャの導入には、複雑な設計や実装が伴い、多くの開発チームにとって大きな障壁となっています。
本ウェビナーでは、MicrochipのTS500/TS1800シリコンプラットフォームおよびSoteria(SP800-193準拠ファームウェア)をベースとしたPRoTソリューションに加え、Insydeとの協業による統合アプローチをご紹介します。本ソリューションにより、堅牢かつポスト量子耐性を備えたセキュリティ機能の実装を容易にし、次世代セキュリティアーキテクチャの導入障壁を低減します。これにより、現在の脅威だけでなく、将来の量子時代の攻撃に対しても設計を保護することが可能になります。ポスト量子時代においても高い耐性を維持するセキュアな組み込みシステムを設計するための、実践的な知見を提供します。
開催概要
- 名称
- ポスト量子時代へ:
MicrochipのPlatform Root of Trustと
Insydeで実現する次世代セキュリティ - 会期
- 2026年9月9日(水)14:00~15:00
- 形式
- オンラインセミナー
- 主催
- マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
- 参加費
- 無料
プログラム
14:00~15:00
ポスト量子時代へ:MicrochipのPlatform Root of TrustとInsydeで実現する次世代セキュリティ
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
フィールドアプリケーションエンジニア マネージャ
松山 将之大手電機機器メーカーにて主にSoC設計開発に従事したのち、半導体IPベンダーにてテクニカルセールス業務を担当。2017年にフィールドアプリケーションエンジニアとしてMicrochipに入社。現在は組み込み製品ソリューショングループマネージャとして、日本の顧客向けにマイコン/セキュリティ/センシング製品を中心としたシステムソリューションの提案に従事している。
株式会社ユビキタスAI
エンベデッド第2部セールス&PMセクション 担当部長
戒能 正純1992年 ソニー株式会社に入社、Unix Workstation NEWS、VAIO PC(Desktop)、NXCAM(業務用ビデオカメラ)の企画・マーケティング業務に従事。2024年より株式会社ユビキタスAIに入社。Insyde社のBIOS/BMCファームウェアの販売、カスタマイズ業務を担当。
※講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
